OBPスタイル|vol.17 城まちフェスティバル OBP 2018開催レポート後編 食・音楽・交流…大盛況に終えた城まちの夏

2018年8月20日から26日まで、OBP、大阪城公園、京橋の3エリアを拠点とした「城まち」で、バルイベント、盆踊り大会、ミュージックフェスタと、イベントてんこ盛りの夏祭り「城まちFestival OBP 2018」が行われました。
OBP Style vol.17は、城まちフェスティバル開催で盛況するOBPのまちをお伝えします。

バルは人との交流を生み出すことが魅力

バルは人との交流を生み出すことが魅力

「夏の城まちバル2018」を皮切りにスタートした城まちフェスティバル。やはり食は誰しも心躍る楽しみがあります。
今回のバルイベントを毎日レポートしていた「城まちosaka」Facebookページの担当者によると、「城まちバルをきっかけに、普段一緒に飲まない方々、最近会っていなかった友人などと時間をともにでき、純粋に仕事(facebookの投稿)を忘れそうになるほど楽しんでしまいました。バルが交流の機会を与えてくれたと思います。
また、店舗さんの様子を見ていると、イベントを盛り上げるべく大変頑張っておられ、こちらも応援したくなりました。普段を過ごす中ではお店選びがどうしても固定的になってしまいます。しかし、バルメニューで興味を持ったことを機に、知らなかったお店を発見することもできました。
地域振興型のイベントというのは、単にメニューのお得感ではなく、こういった人の交流を生みだす点で、魅力なのだと思います。」とバルの良さについてお話されました。

OBPワーカーにとってもいつもと違ったランチタイムに

OBPワーカーにとってもいつもと違ったランチタイムに

開催3日目からはランチタイムにキッチンカーの出店も始まりました。
しっかりお肉が入ったお弁当から、つけ麺、ケバブライスやガパオライスなどの多国籍料理、石窯ピッツァ、ベーグルカフェなどジャンルも幅広く展開。
普段OBPには出されないお店が出張して提供するランチにはワーカーの方々も興味津々。フェスティバル期間中は「何を食べようかな」といったお昼の楽しみも持てたのではないでしょうか。

ミュージックフェスタで賑やかさを後押し

ミュージックフェスタで賑やかさを後押し

4日目の8月23日は、注目イベントのひとつミュージックフェスタがスタート・・・といきたかったのですが、残念ながら初日は台風上陸でやむを得ず中止に。
翌日はお天気も回復。少し涼しくなった心地よい風の中、ライブは行われました。
夜の野外ライブはアーティストのファンの方のほか、お仕事帰りの方々も立ち寄られた様子。お仕事終わりに、音楽を楽しむ方が大勢いらっしゃいました。

ミュージックフェスタで賑やかさを後押し

土日は天気に恵まれ、日中から夜までライブ日和。多くの方で賑わうステージとなりました。
まちを歩けば、音楽がどこからともなく響いてきて、賑やかな雰囲気がミュージックフェスタによって作られたのでした。

盆踊り大会は地域からも踊り手さんが続々と

盆踊り大会は地域からも踊り手さんが続々と

こちらは2年目を迎えたツイン21 アトリウムでの室内盆踊り大会。
実行委員会のスタッフによると、昨年より問い合わせが増え、当日も問い合わせの対応に追われた模様です。

盆踊り大会は地域からも踊り手さんが続々と

昨年から一段とパワーアップした本格的な櫓の周りには、近隣の地域より盆踊りの踊り手さんが集まり、昨年も活躍された三好家肇さんファミリーによる河内音頭で盆踊り大会の幕が開かれました。
通りがかったワーカーの皆さんも思わず足を止め、続々と見物客が集まってきます。

盆踊り大会は地域からも踊り手さんが続々と

盆踊りの雰囲気を後押ししたのは浴衣の参加者が多かったからかもしれません。3分で着られる浴衣レンタルを行っていた「和美換」のスタッフの方によると今年は利用者が2倍に上ったそうです。手ぶらで本格的な浴衣が借りられ、踊っても崩れないため、実際着用していた利用者にも好評。
櫓の周りにはカラフルな浴衣をまとった参加者が色を添えました。

『ハッピー!Ce matin』で盛り上がりは最高潮に

『ハッピー!Ce matin』で盛り上がりは最高潮に

今回の盆踊りの特徴は、読売テレビの人気番組のひとつ「朝生ワイド す・またん!」とタッグを組んでの特別企画があったということ。
櫓には読売テレビの平松翔馬アナウンサーも応援に駆けつけ、一緒に音頭を取られました。
予め盆踊り大会への参加を予定していたメンバーに加え、当日の飛び込み参加も多数、周囲には通りすがりのワーカーの方々も足を止めて見られており、その盛り上がりは目を見張るものがありました。

初参加のワーカーも「楽しかった!」

初参加のワーカーも「楽しかった!」

2018年よりOBPワーカーの一員に加わり、今回グループで初参加されたワーカーの4名は、事前にOBPアカデミアにて行われた盆踊りの練習会にも来られたそうです。本番終わりにお話を伺ったところ、
「参加前は恥ずかしいかなという気持ちがありましたが、音楽に乗って踊ってみると、むしろ練習の段階からとても楽しかったです。定期的にこのような楽しめる機会がOBPにあってほしいなと思います。」
と皆さん口を揃えてお話くださいました。

また、キレの良い踊りで一際目立った飛び込み参加のワーカーさんがいらっしゃったので感想をお伺いしたところ、
「楽しそうな雰囲気に思わず参加してしまいました。シンプルで覚えやすく、ポーズもかわいかったので踊りやすかったです。OBPではこのようなイベントはほとんどやっていないし、『す・またん!』をネタにするというのは、読売テレビさんがあるOBPとしては“ご当地もん”になるので、とても良いと思いました。」
と、日頃OBPで働かれる方ならではの視点でお話くださいました。

▼盆踊りの様子はこちら

24時間テレビも本番を迎え、城まちフェスティバルもラストスパート

『ハッピー!Ce matin』で盛り上がりは最高潮に

盆踊り大会の余韻も残る会場も金曜にはガラッと転換。開催期間最後の土日に行われる24時間テレビのチャリティー会場へと準備が進みます。
迎えた週末は暑いほどの快晴。また、城まちフェスティバルが期間を合わせての開催だったこともあり、一層人が集まる2日間となりました。OBPのまちには各地域からの訪問者が溢れ、ワーカーの多くが集まった平日とはまた違った印象に。
24時間テレビのチャリティー会場としてOBPが使用されることは、エリアの外から多くの方が足を運ぶ良いきっかけを生み出していました。

ハプニングにも負けずイベントは盛況に

「城まち」として行われた今年の夏祭り。OBP協議会 地域活性化分科会座長の山口勝久さんにお話を伺ったところ、
「今回のイベントは、4月から約5ヶ月の準備をしてきましたが、台風によって屋外イベントを急遽中止するなど、ハプニングが起こる中、OBPエリア、大阪城エリア、京橋エリア、屋外テント販売・キッチンカー出店者の皆さん…このように、本当に様々な方に支えられてイベントを無事成功できたと思います。終盤の2日間においては、読売テレビの24時間テレビと並行して開催したことで、多くの方がOBPエリアに足を運んでくださり、盛況の内に終了することができました。
『城まちフェスティバルOBP』としては今年初めて開催したイベントなので、まだまだ改善の余地もあります。本イベントの検証と議論を重ね、さらに盛り上がるイベントとしてまた来年度帰ってこられるようにしたいと思います。」
と来年度への豊富を語られました。

人の交流で生まれる可能性は未知数

「城まち」と呼ばれる3エリアが協力し、開催者側も、参加者側も、様々な人が交流する機会を生み出した今回のイベント。
人が集まれば、様々な交流が生まれ、様々な発想の企画が生まれます。来年度の城まちフェスティバルでも様々な立場の方が関わることで新たな化学反応を起こし、さらに盛り上がるイベントへと成長することに期待します。

Wanted!

OBP Style では、特集記事のネタを募集しています。
OBP内のイベントや活動、人、場所あるいはOBPに対する疑問、もっと知りたいことなど。
大阪ビジネスパークに関するテーマ限定ですが、様々なテーマを掘り上げていく予定です。
ぜひこのテーマをというのがおありでしたらご一報ください。
ご連絡は『OBPスタイル編集部』まで 

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